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作業療法士が3年続けたフードデリバリー副業のリアル|時給・月収・大変なこと

こんにちは、クマリハです。現役の作業療法士として病院で働きながら、副業でフードデリバリーをしています。

副業をいくつか試しては挫折してきた私ですが、フードデリバリーだけは2年以上続いています。今回は、実際の時給や月収、大変なことまで、正直にまとめます。

この記事でわかること

  • フードデリバリーで実際にどれくらい稼げるのか(時給・月収のリアル)
  • 本業が忙しくても続けるための働き方のコツ
  • 始める前に知っておきたい大変なこと・お金の注意点

こんな人に読んでほしい

  • 副業を始めたいけれど、何が向いているかわからない人
  • フードデリバリーの実際の稼ぎを知りたい人
  • 本業が忙しくても続けられる副業を探している人

結論:稼ぐ額より「続けられるか」で選ぶ副業

フードデリバリーは、時給だけで見ると飛び抜けて稼げる副業ではありません。私の場合、多くの月は5〜8万円ほどで、波もあります。

それでも続いているのは、好きな時間に始められて、いつでもやめられる自由さがあるからです。本業でフルに頭を使う私にとっては、気分転換にもなっています。

副業は、時給の高さより「自分が続けられるか」で選ぶのがおすすめです。

基礎知識:フードデリバリーの働き方

フードデリバリーの配達員は、多くの場合、会社に雇われるのではなく業務委託という形で働きます。つまり、アルバイトではなく「個人で仕事を受ける」働き方です。

この働き方には、次のような特徴があります。

  • シフトがなく、アプリをオンにした時間だけ働ける
  • 複数のサービスに登録して、使い分けることもできる
  • 報酬は配達1件ごとに決まり、距離や時間帯で変わる
  • 事故やケガへの備えは、基本的に自分で用意する必要がある

自由に働ける反面、アルバイトのように会社が守ってくれるわけではありません。この点は、始める前に知っておきたいところです。

私の場合:副業迷子からフードデリバリーへ

いろいろ試して、どれも続かなかった

私は、フードデリバリーの前にいくつかの副業を試してきました。

  • ブログ:当時はすぐに成果が出ず、一度離れました(今はこうして再挑戦中です)
  • Webライティング:納期に追われるのがきつくて断念
  • せどり:商品の管理がストレスになって挫折

どれも「これだ」とは思えませんでした。そんなとき、友人がフードデリバリーを始めたと聞き、「これならできるかも」と軽い気持ちで始めたのがきっかけです。

最初は時給900〜1,000円くらい

いきなり始めるのは不安だったので、まずはYouTubeで登録方法や配達の流れ、稼いでいる人の動き方を予習しました。

最初に使ったのはUber Eatsです。1日1〜2件の超スローペースで、時給は900〜1,000円くらいでした。それでも、副業でお金が入ってくるのが素直にうれしかったのを覚えています。

転機は、効率よく稼ぐコツを紹介する動画に出会ったことでした。距離と報酬を見て効率の悪い案件は受けない、稼げる時間帯を選ぶ。そうしたコツを実践するうちに、時給が少しずつ上がっていきました。

今の稼ぎのリアル

今は複数のサービスを使い分けて、次のくらいの稼ぎになっています。いずれも、ガソリン代などの経費を引く前の金額です。

項目目安
時給1,200〜2,000円の日が多い(ピーク時は一時的に3,000円近くになることも)
1日ピークタイム中心で5,000〜8,000円くらい
月多くの月は5〜8万円。忙しい月は10万円を超え、時間が取れない月は1万円に届かないことも

正直に書くと、かなり波があります。本業の忙しさや季節によって、稼働できる時間が大きく変わるからです。

私の稼働スタイル

本業があるので、空いた時間だけ稼働しています。

  • 平日:残業がなければ18〜20時
  • 休日:10〜14時、16〜20時

ポイントは、注文が多いピークタイム(昼11〜14時ごろ、夜17〜22時ごろ)に絞ることです。注文が入らない時間に待ち続けても効率が悪いので、短い時間に集中するようにしています。

もう一つ意識しているのは、自宅の近くのエリアで稼働することです。配達を続けていると、遠くの繁華街の方へ流されていくことがあります。慣れない場所での配達は思った以上に疲れるので、土地勘のある範囲で続けるほうが、私には合っていました。

大変なこと:いいことばかりではありません

1. 天候との戦い

雨の日は商品を濡らさないように神経を使います。夏は暑さ、冬は手がかじかむ寒さ。対策はしていますが、体力勝負なところがあります。

2. 配達先がわからないとき

基本は地図アプリで迷いませんが、ピンがずれていたり住所が不完全だったりすると大変です。お客さんに電話して目印を確認するのですが、ここが一番時間を取られます。

3. 事故やケガは自分で備える

業務委託なので、事故やケガへの備えは自分で用意する必要があります。心配な方は、次の点を確認しておくと安心です。

  • バイクや車の任意保険が、配達(業務での使用)でも補償されるか確認する
  • 労災保険の「特別加入」という制度もある(保険料は自己負担)

4. 注文が入らない日もある

ピークタイムでも、注文が入らない日はあります。そういう日は割り切って、早めに切り上げるようにしています。

それでも続けられる理由

1. とにかく自由

好きな日、好きな時間に始められて、いつでもやめられる。この自由さが何より大きいです。

2. 人間関係のストレスがほぼない

最低限の礼儀があれば、人とのやり取りはごくわずかです。本業で調整や会話が多い分、これがとても楽に感じます。

3. すぐにお金になる

働いた分がすぐ報酬として反映されるので、モチベーションにつながります。

リハビリ職ならではのポイント

1. 頭を使う本業の、いい気分転換になる

リハビリの仕事は、評価やプログラムの組み立て、多職種との調整など、一日中頭をフル回転させています。フードデリバリーは「考えすぎずに体を動かす時間」なので、私にとってはいい切り替えになっています。

2. 体の使い方は、普段の知識が活きる

配達では、商品の出し入れや階段の上り下りで、意外と腰や膝を使います。荷物を持ち上げるときは膝を曲げて体に近づける、体をひねったまま持たないなど、患者さんや新人さんに伝えている体の使い方は、そのまま自分にも当てはまります。

3. 本業に響かない範囲で

リハビリ職は、本業でも体力を使う仕事です。副業で疲れをためて本業に影響が出ては本末転倒なので、無理のない時間で続けるのがおすすめです。

4. 始める前に、就業規則の確認を

病院によっては、副業が禁止されていたり、届け出が必要だったりします。始める前に、必ず勤務先の就業規則を確認しておきましょう。

お金のリアル:経費と確定申告

経費はシンプル

フードデリバリーのいいところは、経費がシンプルなことです。せどりと違って在庫を抱えないので、確定申告の準備もそれほど大変ではありません。

私の場合、通勤でもバイクを使っているので、配達で使った割合の分だけを経費にしています。これを「家事按分(かじあんぶん)」といいます。経費にしているのは、主に次のものです。

  • バイクの購入費(10万円以上のものは、原則として数年に分けて経費にする「減価償却」になります)
  • スマホの購入費・通信費
  • ガソリン代・メンテナンス代

「経費にできる=タダになる」ではない

ここは誤解しやすいところです。たとえばガソリン代は、配達のために純粋にかかっているお金です。経費にはできますが、お金が手元から出ていくことに変わりはありません。

経費にできるのは、あくまで「副業の所得を計算するときに差し引ける」というだけです。経費を増やせば得をする、というわけではないので注意しましょう。

副業の所得が年20万円を超えたら確定申告

会社員の場合、副業の所得(収入から経費を引いた額)が年20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下でも、住民税の申告は別に必要です。

また、確定申告をすると、ふるさと納税の「ワンストップ特例」は使えなくなります。ふるさと納税をしている人は、確定申告にも忘れず含めましょう。詳しくは「病院勤務のリハビリ職でもできる節税」の記事でまとめています。

経費の範囲や按分の割合、所得の区分は人によって状況が違います。迷ったときは、税務署や税理士に確認するのが確実です。

まとめ:遠回りも、無駄じゃなかった

フードデリバリーは、時給だけで見ればコンビニやスーパーのアルバイトと大きくは変わりません。「月50万円稼げる」といった話とは、ちょっと違います。

それでも私が3年以上続けてこられたのは、自分のペースで、いつでもやめられる自由さが合っていたからです。

ブログ、ライティング、せどり。続かなかった副業も、今振り返れば無駄ではありませんでした。いろいろ試したからこそ、自分に合うものが見えてきたのだと思います。

副業に正解はありません。大事なのは、稼げる額よりも「自分が続けられるか」です。

今日からできる一歩

まずは、勤務先の就業規則で副業がどう扱われているかを確認するところから始めてみてください。問題がなければ、YouTubeで配達の流れを見てみるだけでも、自分に向いているかどうかのイメージがつかめます。

免責事項

本記事は筆者個人の経験と、執筆時点(2026年10月)の公開情報に基づく情報提供です。収入や時給は筆者の実績であり、地域・時期・稼働時間によって大きく異なります。税金や保険に関する個別の判断は、税務署・税理士・保険会社などにご確認ください。副業を検討される際は、必ず勤務先の就業規則をご確認ください。

※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。

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